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♪しもやけ君 さようなら また逢う日まで♪

 寒さが厳しくなり、冬本番を肌身で感じるようになってまいりました。冬といえば風邪やインフルエンザなど気になる病気も多いですが、しもやけも冬の病気の代名詞ですよね。痒くてつら~いしもやけですが、暖かくなればそのうち治るだろうと思って我慢してしまう方も多いはず。本日はご家庭でできる、しもやけの予防と治療についてのお話です。

しもやけの症状

 しもやけは寒さによって皮膚が腫れたり痒みを生じたりする冬の季節病です。冬特有の病気ではありますが、寒さの厳しい真冬よりも1日の気温差が大きくなりやすい初冬や初春に多く起こります。また、男性よりも女性や子供の方が起こりやすいと言われています。

 しもやけがよく起こる部位として手足、耳、頬、鼻が挙げられます。全体が腫れる樽柿型と部分的に赤い湿疹が出る多形滲出性紅斑型があり、いずれも暖めると痒みが増し、冷えると痛むことが多く、時に睡眠の妨げや集中力を欠くような強い痒みを生じることもあります。酷い時には水泡やただれを起こします(´つω・`。)

しもやけの原因

 でも、どうしてしもやけが出来るのでしょうか(。´・ω・)?

 その答えは「冷えによる血行不良障害」です。人の体は手のひらや足などの末端部分より熱を放出することで体温を調節しており、暑い時には血管を拡張することで、末端部分への血流量を増やし体中心部の熱を外に放出します。一方、寒い時には血管を収縮することで、末端部分への血流量を減らし体中心部の熱を外に逃がさないようにします。

 しかし、末端部分への血流が減少すると末端部分はより冷えるという悪循環に陥ります。また血流減少した状態が長く続くと末端部分では皮膚が栄養不足による炎症を起こし腫れや痒みを生じます。これが、しもやけです。手足や耳、頬、鼻はもともと血管が細く、さらに冷気に曝されやすいため血行不良を起こしやすく、しもやけも出来やすい部位となっています。

しもやけの起こしやすい人、起こしやすい条件

 つら~いしいもやけ、毎年なって苦しんでいる人も多いはず。でもしもやけって具体的にどうやって予防をしたらいいのσ( ̄^ ̄)?

 その極意はズバリ「冷やさないこと!」です。では具体的にどうしたらよいかお教え致しましょう\_(・ω・`)<ココダイジ

  1. 防寒対策をしっかりする。当たり前のことですが大切なことです。面倒くさいかもしれませんが、しもやけのできやすい人は外出時には手袋や耳当て、マスクなどを利用して末端部分が冷えないようしっかり防寒しましょう。
  2. 運動をする。筋肉は収縮することで熱を産生するため運動をすると体が暖まります。また、血液を体の隅々まで巡らせるポンプのような役割もあるので、日頃から運動する習慣をつけておくと、筋肉の働きが良くなり体の冷えにくい体質になります。ストレッチやマッサージもおすすめです。
  3. 皮膚を濡れたままにしない。水分は蒸発するときに皮膚表面の熱を奪い取っていきます。特に靴を脱いだ後は靴下が蒸れて冷えやすい状態になるので注意が必要です。また運動は体を暖めるのにとても良いですが、汗をそのまま放置していると体が冷えてしまいます。運動後はしっかり汗を拭いて服を着替えましょう。
  4. 窮屈な服装を避ける。窮屈な服装は体を締め付けるため血流を悪くする他、筋肉の動きも悪くするので体を冷やす原因となります。重ね着のし過ぎや、ハイヒール、ストッキング、スキニーパンツなど好んでお使いになる方は注意が必要です。
  5. 暖房に頼りすぎない。気温差が大きいと短い期間に何回も体温を調節する必要がでてきます。また、気温差が大きければ大きいほど、その際の体への負担も大きくなります。何度も血管の拡張と収縮を繰り返していくうちに、血管に命令を出している自律神経が疲弊し上手く働かなくなり、血行不良障害が生じてしまいます。気温差が大きくならないよう暖房は控えめに使用しましょう。

 しもやけは冷えからくる血行障害なのでとにかく春が来て暖かくなるまで根気よく対策を続けましょう。

しもやけの治療

 予防をしていてもうっかりしもやけになってしまったら… とにかく血行を良くしましょう。

  まずは、ビタミンEやヘパリン類似物質を含むクリームを使いましょう。ビタミンEやヘパリン類似物質は血行をよくする作用があります。また同時に保湿も出来るので、乾いてボロボロになりがちなしもやけ肌のケアにも最適です。しもやけ部分が荒れてしまうと痒みや痛みなど症状が悪化し治りも悪くなるのでスキンケアはしっかりしましょう。

  痒みが強い場合は抗ヒスタミン薬やステロイドを含む外用薬も有効です。症状がひどい場合には、ビタミンEや抗ヒスタミン薬の内服薬を併用するのもよいでしょう。いずれも薬局で購入できますので、しもやけになってしまった方は是非ご相談ください。