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調剤

◆かかりつけの薬局をもちませんか?

医薬分業元年と言われた昭和49年から、医薬分業率は右肩上がりで推移し、今や70%を超えています。ほとんどの方が、一度は処方箋を持って薬局でお薬を受け取った経験があるかと思います。日本では歴史の浅い医薬分業ですが、世界の先進国の中で分業がされてこなかったのは日本だけでした。なぜ、医薬分業するのでしょうか。

かつて中世ヨーロッパ、王政時代に毒殺が横行しておりました。これを防ぐ目的で、「医師は診断する」「薬は他の者に作らせる」と診察と投薬を分けたのです。これが薬剤師の起源と言われています。今でも高級レストランでは、銀製の食器が使われていることがあります。銀はヒ素と反応すると黒く変色します。これも毒殺を防ぐ手立てです。かつての知恵者の行動に思いを馳せます。

お薬は、飲み合わせ、重複、副作用等で体に思わぬ影響をもたらすことがあります。それを防止するには、あなたの体やお薬の情報を一元管理してくれる、あなたのお気に入りの信頼できるかかりつけ薬局、薬剤師を持つことです。責任の所在を絞り込むことであなたのリスクが軽減されると思います。「お薬に安心と安全を添えて」この言葉をかみしめて私たちは努力を重ねております。

◆全国どこの処方箋も受け付けています。

医療機関からいただいた処方箋は、あなたの所有となりますのでどこの薬局へ持っていくかは自由です。全国どこの薬局でも構わないのです。石川薬局では、全国どこの医療機関でも対応いたします。ただし、処方箋の有効期限は処方日を含めて4日以内です。これを過ぎると処方箋は無効となってしまいます。くれぐれもご注意ください。

石川薬局5店舗は、薬の管理と患者様情報を共有しています。たとえ薬の不足があっても店舗間で融通しますので速やかに対応いたします。それでも揃わないお薬はご用意いたします。また、石川薬局では、ジェネリック医薬品を取り揃えています。患者様のご希望または医師の意志によりジェネリック医薬品の調剤をいたします。あなたの「お薬に安心と安全を添えて」お渡しいたします。

◆石川薬局は在宅医療を支援しています。

2025年、団塊の世代が75歳を迎える年です。日本の老人人口がピークを迎えます。毎年1兆円を超える医療費増大の中で、社会保障費をいかに抑えるか、国はあらゆる手段を講じています。その1つが在宅医療です。

今、在宅医療を担っている医療職種の中に薬局、薬剤師の活用は、1割の薬局に限られています。今後、2025年を迎えるにあたり、医療資源の不足は目に見えています。その中で、薬局薬剤師の係わりはまだまだこれからです。在宅で治療を受ける患者様は、必ずと言っていいほどお薬を使用しています。薬の使い方や副作用の確認、お薬の効果、衛生材料の供給など、いたるところに薬剤師が関わってきます。

石川薬局ではこれまでも終末期の患者様、認知症の患者様、交通弱者、一人暮らしの患者様など、実績を残してきました。医師、看護師、地域包括支援センター、ケアマネージャー、ヘルパーなどと連携しながら訪問薬剤管理指導をいたします。お気軽にご相談ください。