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セルフメディケーションで健康長生き計画\\\\└(‘ω’)┘////

セルフメディケーションで健康長生き計画\\\\└(‘ω’)┘////

長寿大国と呼ばれる日本ですが、生活が豊かになり寿命が延びることで「生活習慣病や認知症、寝たきり」などが問題視されるようになりました。そうした話題があがるたび、誰しもが健康のまま長生きをしたい!と思うことでしょう。今回は健康を維持するために提唱されている「セルフメディケーション」についてお話ししたいと思います(・∀・)

平均寿命と健康寿命★ゲンキ m9(・∀´・+) ハツラツゥ?★

日本人の平均寿命は戦後毎年延び続け、2013年現在で男性は80歳、女性は86歳となりました。これに対して「健康寿命」は男性で71歳、女性で74歳となっています。健康寿命とは、平均寿命のうち健康上の理由で生活に制限をされずに過ごせる期間を指し、日本人の場合、平均寿命と健康寿命の差は約10年もあります。これは平均的に考えて、誰しもが老後の約10年間は病気によって生活に制限をされるということを意味しています。

文明の発展とともに寿命が延び、人々の願いはかつての「長生きをしたい」というものから「健康で長生きをしたい」というものへと移り変わりました。

セルフメディケーションとは…??

皆さんは「セルフメディケーション」という言葉をご存じでしょうか。セルフメディケーションとは、世界保健機構(WHO)によって「自分自身の健康に責任を持ち、軽度の身体の不調は自分で手当てすること」と定義されています。以下に具体的なセルフメディケーションの例を挙げてみます。

—セルフメディケーションの具体例—

1) 血圧や体温を毎日測る。

2) 病気や治療薬の知識を学ぶ。

3) 食事や運動により、健康を維持することを心がける。

4) 風邪等の軽度の症状は薬局で薬を買って自身で治す。

いずれも既に実践している人も多いかと思います。しかし、健康で長生きをするためには、医者任せにするのではなく、自分の健康は自分が守るという意識をもって行うことがとても重要なのです\_(・ω・`)ココ重要

セルフメディケーションの取り組み方

セルフメディケーションの第一歩は自分の体調を知ることから始まります。健康診断はもちろん、自宅での血圧測定や体重、体脂肪率の測定も含め日々の体調を記録し、日頃から体調に異常がないかをチェックします。もし体調に異常がある場合には、生活習慣の改善や自己による治療、病院の受診など速やかに適切な対応をすることで健康な状態に戻します。常日頃から体調に気を配ることで病気を予防し、健康寿命を延ばすことができます。またセルフメディケーションは、通院等の治療による身体的、時間的負担の軽減、医療費の削減にも期待をされています(*’∀’人)♪*+

セルフメディケーションと「かかりつけ薬局」

セルフメディケーションを行うためには医療や病気に関する正しい知識を持つ必要があります。わからないことがあれば自己判断をせずに専門家のアドバイスを受けましょう。

いつも通っているかかりつけの薬局がある方はそこで相談することをおすすめします。かかりつけの薬局で相談することで自分の体質や状態さらには使用中の薬を含め総合的なアドバイスを受けることができます。いつも同じ薬局で相談することで、その薬局は自分専属の健康アドバイザーとなるのです。

昨年より薬局でも検体測定によって血液中の脂質や血糖を調べることができるようになりました。指先から少量の血液を採取し測定するもので、10分ほどで結果が出ます。とても簡単で正確な数値が調べられますので、これを機に是非ともセルフメディケーションを始めてみてはいかがでしょうか?